「健康は幸せな人生の基礎となる」
美味しさを感じることが健康につながります。
給食室では『美味しく食べて、健康に!』をモットーに安心安全な給食を自園の給食室で心をこめて丁寧に調理しています。
毎月の誕生日会、子どもの日、七夕、七五三、クリスマス、節分、ひな祭りなど様々な行事があり、季節感・伝統文化を大切にしています。日々の食事・食育を通じて、子どもたちの健康・成長を支えていきたいと思っています。
給食室では、食材を厳選し、栄養バランスを考え愛情をこめて日々給食を作っています。安全面では、肉・魚・野菜は国内産を原則にしています。味噌や醤油も原材料に至るまで国内産、お米はもちろん無農薬米です。美味しさの面では、鮮度の確かな地産地消の食材の中から、旬にこだわり、人工調味料を出来るだけ使用せず、献立に合わせ、毎日給食室で出汁をとっています。
お米は糸島市の生産農家の無農薬米を使用
毎週精米したてのおいしいお米が届けられます。そして白米ではなく、五分づきご飯、麦ご飯、雑穀ご飯など栄養バランスを工夫した主食です。
味噌と醤油は国内産の原材料を使って地元で作られているものを使用
醤油は2年以上熟成されたもの、味噌も麹から手作りされており減塩されたものです。
香り豊かな出汁の旨みで、美味しさを感じて味覚を育みたいので
国内産のいりこ・昆布・かつお節・鶏ガラをたっぷり使用して、毎日おいしい出汁を取っています。
肉や魚、野菜や果物は鮮度にこだわり毎朝、地元の業者より仕入れています
豆腐や油揚げなどは、原材料の大豆から国内産にこだわったものを使用しています。
福岡市が毎月作成する献立表を基にしていますが、主食は米飯を主体としています。
米飯はビタミンやミネラルが豊富で、またよく噛んで食べる習慣にもつながり、味覚や脳の発育、歯の病気予防も期待できます。子どもたちに温かいご飯を食べてもらうために“おひつ”を使用しています。おひつに入れたご飯は艶やかで、時間が経っても温かく、子どもたちの『おかわりください』の声があちらこちらで聞こえます。
副食は、栄養バランスはもちろんのこと、ご飯に合うメニューの選定や、素材の彩りを考慮し、旬の食材を使用しています。また子どもたちが食べやすい形や大きさに合わせた切り方、硬さ・柔らかさなどの工夫をしています。
お誕生会では、子どもたちが大好きな人気メニューを中心に、旬の食材はもちろんのこと季節感を大切に、行事食では食の文化や伝統のお話にそった素材選びやカットの工夫がなされます。 また、おやつも食事の一部として、栄養バランスを考えた手作りおやつを基本としています。
また、離乳食期は、味覚の基礎が育つ大切な時期であり、消化機能が未熟でもあるので、特別な配慮が必要です。子どもたちの離乳食は、これまでの食の履歴を保護者から聞き取りして作るため、一人ひとり異なります。
食器にもこだわっています。食器も『食』の大切な一部だと考え、あえて、陶磁器の食器を使用しています。陶磁器は給食のぬくもりやあたたかさを実感し、大切に扱わないとこわれてしまうことを知ります。また、もちやすく、食べやすく、飲みやすいよう、子どもの成長の段階に合わせた食器を使用しています。
自分で食べることが食べることへの楽しみに繋がり、食への興味・関心のある子どもへと育ってほしいと願っています。
0~1歳児には、“へり”のある食器を使用しています。
手首のひねりが弱く、上手にスプーンを使えない子供には、 食器のへりを利用して自分で上手に食べることが出来るように促しています。
スプーン持ちが安定してくると、
三角食べへとステップアップします。
自分で上手に食べることが出来るようになってきます。
3歳以上児になるとランチルームで4、5歳児と一緒に食事をします。
三角食べを基本に、食事のマナーを守りながらみんなで楽しく食事することを目標としています。
スプーンも持ち方が上手になってきた子は、お箸へと移行します。
コップは、小さな子どもの手でも持ちやすく、“くぼみ”が特徴的なものを使用しています。
両手持ちの場合は、くぼみに指がフィットし、片手で持つ場合は、くぼみが指に沿うように持ちやすい設計になっています。